ようやく、厳しい寒さの冬を超え、日ごとに日差しが暖かさを増しています。桜の開花が待ち遠しいこの時期、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
いつもゆうゆうをお読みいただき、またホームページにお越しくださって、ありがとうございます。編集長の古戸です。
今回、お目にかけていますのは、京都の平安神宮の桜です。
一年前の4月15日、翌日は大阪・枚方市の”ゆうゆう出張編集会議”、書店イベントで、大阪に向かう途中で、ふと思いついて立ち寄った平安神宮で、思いがけず、こんなに見事な満開の桜に遭遇しました。
昨年の東京の桜は、大震災後の自粛や計画停電の影響で、ライトアップも減って、いつもの年とは様相を一変していました。そんな中で、巡り会えたまさしく奇跡ともいうべき、瞬間。夕暮れが近かったのですが、しみじみと心に染み入りました。桜の時期の京都を訪ねる機会もこれまだなかったのですが。
1年に1度、ぱっと咲いて、空一面を埋め尽くし、またぱっと華やかに散る桜は、だれの心にもいろいろな思いとともに映るものだと思います。まだまだ毎日の生活がたいへんな方も大勢いる中、今年の桜がだれの心にも、ぽっと希望の灯をともしてくれることを願ってやみません。
日本中の空が薄ピンクに染まるこの4月、
ゆうゆう5月号は、元気いっぱいの黄色い表紙でお目見えします。デビュー50周年を迎えて、「まだ進化の段階にある」とおっしゃる、ゆうゆう世代の頼もしいリーダー、木の実ナナさんの表紙です。
特集は「今年こそ、すっきり暮らす、すっきり生きる」。
大ブームを巻き起こした「断捨離」の提唱者、やましたひでこさんを始め、阿部絢子さん、飯田久恵さん、そして、テレビでおなじみ、収納王子コジマジックさんも初登場。すぐ真似できるすっきりのヒントがぎっしり詰まっています。
そぞろ歩きにも最適の季節。「歩く旅で心も体もイキイキ!」
八千草薫さん、この方も初登場。マイナスイオンを体全体に浴びながらの熊野古道散策も、ぜひ旅気分でお楽しみください。
よく生きる人はよく食べる人「生きる力は食養生から」。
94歳の吉沢久子さんの長寿の食生活をじっくりご紹介。また若さを保つ食の正解を人気の白澤卓二先生から。必見です。
春は薄着になっておしゃれを楽しみたい季節。
今月は、新ゆうゆうモデルが変身にチャレンジ。「服とメイクで、新しい私!」。
前回大好評をいただいた、1万円以内で買える!春夏おしゃれ服のゆうゆう通販もあります。
じっくり読んで、心に響く、しっかり役に立つ、読み物企画も充実。
恒例の母の日企画「母の生き方、母の教え」
には石川さゆりさんが登場。読者の母たちのエピソードも多数写真入りで。
こんなにがんばってるのに、だれもほめてくれない、わかってくれない─と思っているゆうゆう読者はたいへん多いのですが、人間、やはり、ほめられると、もう一息がんばれたりしますね。
「夫婦関係も友達関係もスムーズにいく、ほめ上手、ほめられ上手になるコツ」。
「介護バテ、介護ストレスをためない、私のとっておき息抜き法」
は、連載でもおなじみ、介護の達人、羽成幸子さんとおちとよこさんの対談、実用的で心にしみる。読者へのアドバイスもいただいています。
そして今月は、トラブル急増中、けっして他人事ではない
「相続、遺産分割でもめないために知っておきたいこと」。
身につまされる実例がたくさん読めて、絶対にお役立ち。
長時間の外出が不安な方へ、
頻尿、尿モレトラブル安心ガイド
もあります。
大人気の、各地の書店にお伺いして、いろいろなお話を伺う“ゆうゆう出張編集会議”。
4月7日(土)に愛知県豊橋市・豊川堂アピタ店にお伺いいたします。詳しくは本誌をご覧ください。
お近くにお住まいの方は、ぜひお気軽にお越しください。お待ちしております。
さて、最後になりましたが、私、この5月号を持ちまして、編集長を退任することになりました。ほんとうに長い間、全国のみなさまにお世話になりました。ゆうゆうを作ってまいりましたこの10年は、数えきれないほど、たくさんの方たちにお話を伺い、生き方を教えていただいた時間でもございました。ありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。
次号、6月号からは、子安啓美(5月号の「ようこそ私の住む街へ」で広島県三原市佐木島を訪ねております)が編集長として、みなさまにゆうゆうをお届けいたします。これからのサロンやツアーなどでもごあいさつさせていただくと存じます。これまで同様に、ゆうゆうも、新編集長も、末永く、どうぞよろしくお願いいたします。