真っ赤なつやつやの実は、そうです。さくらんぼです。
撮影者は私、編集長の古戸です。
いつもゆうゆうを応援いただき、またホームページにお越しいただき、
ありがとうございます。
みなさまいかが、お過ごしでしょうか。
先週末、6時間以上もバスにゆられてたどり着いた(弾丸バスツアーでした)、
山形のさくらんぼ園で、初めて実際に実がなっているところを見ました。
そこかしこに広がる新緑とさわやかな空気の中で、味わう
さくらんぼや、地場の食材のおいしかったこと!
来週伺う宮城県もそうですが、東北地方は、ほんとうに
その土地でとれたものを大事に食べてきたところだと思います。
食べることで、少しでも応援をしていきたいなと思っています。
さて、写真が変わりまして、こちらはなんでしょう?
これはどなたもご存じですね、びわです。
これは、会社の近くのJRの線路脇の神田川の土手に
たわわに実っているところを発見しました。
(実は、電車の写真を撮っていたら、ゆうゆう世代の方が、
びわがなってるわね!と教えてくださったのですが。
歩いていても、見えていないところばかりです、相変わらず)
昨日あたりからの猛暑の中、ものともせずに、元気に実をつけていました。
梅雨のさなか、6月期の40度近い猛暑は、観測史上に例を見ないことのようで、
真夏の「猛暑と節電」をどうやりくりするかと、頭を悩ませている私たちにとっても、
「想定外」のこと。このままどんどん暑くなったらどうなるのだろう・・・
などと、不安を感じてしまったりするのですが・・・
でも、覚えていらっしゃいますか。
ゆうゆう7月号で、瀬戸内寂聴さんが「私の人生、こんなはずじゃなかった」と思っていますか?という企画の中で言われた言葉を改めて思い出しました。
「人生は想定外の連続。思いどおりなんていきません。
でも、哀しみや辛さでさえも、決して続かない。
この世のことはすべて『無常』。変わっていくものなんです」
そうは思っても、頭では納得していても、そのたびに揺らがずにはいられないのが、
人間なのだとは思います。でも、「想定外」のことが身に起こったときに、
助けになるのは、それまでの人生経験とそこで身についた知恵だと思います。
そして、いま、それを大きな財産として、持っていらっしゃるのが、
ゆうゆうの読者のみなさまだと思っています。
猛暑も、知恵でなんとか切り抜けましょう。
「ゆうゆう」も何かお手伝いできればと思います。
ゆうゆう8月号が発売になります。
きりっとしたシャツ姿が新鮮な、江波杏子さんが表紙です。
ぜひ、お手にとってご覧ください。
そして、来週の7月5日には、宮城県仙台市・紀伊國屋書店仙台店に
伺います。午後1時から4時まで開催しておりますので、
お立ち寄りいただければ幸いです。