薫風大吉

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 風薫る5月の日曜日、ちょっと門前仲町まで昼下がりのお散歩に。深川不動堂の参道、人情深川ご利益通りには、老舗の佃煮屋さんや深川丼、漬物のお店等が並び、ゆうゆう世代の善男善女で賑わっていました。みなさん、ほんとに今を楽しんでいらっしゃるご様子です。

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 そんな中、今年初めてのおみくじをひいたところ、ご覧の通りの大吉でした。みなさまにもお福分け・・・。 

 実はこのお不動様は正式には成田山東京別院不動堂といい、江戸時代には成田山の出開帳がたびたびと行われたそうです。 物心ついたときから初詣といえば成田山だった私の、東京での初詣の定番です。がしかし! 一昨年の初詣で凶をひき、半年後に再チャレンジしたら、またまた凶。そして、昨年はなんとか小吉に昇格したものの、今年のお正月はあまりの人出に恐れをなし、門前で引き返した根性なしでございます。3年越しの大吉ゲットで、まずはめでたしめでたしの五月の休日。

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 ついでにお隣の富岡八幡宮も覗いて、紀伊國屋文左衛門が寄進したと伝わる日本最大のお神輿(キンキラキンです!)で目の保養をし、千葉県が生んだ偉人・伊能忠敬の像を拝んできました。九十九里で生まれ、佐原で商人として財を成した忠敬が隠居して江戸に出てきたのは50歳のとき。日本地図を作るため、第一回目の測量に出発したのは56歳のときだったそうです。

  まさに、ゆうゆう世代まっただ中での挑戦でした。こういう先達がいるからこそ、私たちは勇気づけられ、いくつになってもくじけることなく前を向いて生きていけるのだなあ、と5月の風に吹かれながら想う午後でした。(編集部・子安)