8月号編集後記「いい女」

「ゆうゆう」にいると、男性に合う機会よりも女性に合う機会が圧倒的に多い。取材をお願いする方は、ベースに「お目にかかりたい同性!」と思う気持ちで、日ごろアンテナを張っている。「会いたい」の気持ちには、話したい、見てみたい、オーラーを感じたい、真似たい、人生を学びたいなどなど。けれど、コロナ禍の影響で今月号は電話での取材になってしまった方がいる。その人は、吉永みち子さん。私の「ゆうゆう」歴は通算すると7~8年も経つのに、実は一度もお目にかかったことがなかった。

こんなタイミングの今回! 残念!と思いきや、姿が見えない電話だからこその収穫も。一言一句、聞き逃すまじの緊張と声音のみから想像する感情の動きの読み取り、そんな取材者の思いを汲んで、吉永さんもご自身の体験も交えてより具体的に、言葉を尽くし、いつも以上にたっぷりお話くださったに違いない。

 姿が見えない、気配を感じとれない相手への気遣い。視覚、聴覚、嗅覚が奪われたときの情報共有についても、吉永さんは教えてくれた。(浅野)

ちーデスクより「テレビのこめんてーたーでおなじみの先生じゃにゃ。悩みはつきにゃい・・・。そこに肉球がある限り!」(写真 猪股)