先日、ゆうゆう12月号「言葉」企画で取材させていただいた、
演出家・バレエダンサー熊川哲也さんが主催する「ロミオとジュリエット」を観てきました。
バレエ「ロミオをジュリエット」は、数々のカンパニーで人気演目となっていますが
ケネス・マクミラン版やジョン・ノイマイヤー版などの振り付けが有名です。
バレエは、同じ音楽でも、振り付けによって、がらっと印象が変わるのが楽しいところ。
(もちろん、ダンサーにもよりますが)
熊川版のロミジュリは、ひとことでいうと、「すごく甘美でやさしい、大きな感動をくれる」舞台です
日本人ダンサーの肌色にあうように計算された舞台装置や衣装、主役の二人以外の群舞にも
細かいパントマイムや振り付けがほどこされ、バレエになじみのないお客様にも理解しやすく
かつ、ストーリーの主題がダイレクトに伝わるように、二人の死というラストシーンにも
熊川流の演出がなされていました。
そして、男性ソリストたちのジャンプが高いこと! さすがジャンプの貴公子・熊川さんの愛弟子たちです♪
11月・12月には、「ドン・キホーテ」「くるみ割り人形」と、K-バレエの舞台が続きます。
みなさんも、ぜひお出かけしてみてくださいね!
ゆうゆう12月号に、素敵な写真掲載の熊川さんのインタビューも、ファン必見です!(編集・井頭)