本日、三月三日は「桃の節句」。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
先日、「ゆうゆう」5月号(4月1日発売)の取材で
介護保険などが専門のおちとよこ先生をたずねました
先生の近著「シングル介護~ひとりでがんばらない!50のQ&A」(NHK出版)を参考に
高齢者むけ介護支援サービスなどの、
新情報やお得情報を、お届けする予定です。ご期待ください。
閑話休題
せわしない毎日に、ほっとしたひとときをくれる
「お菓子」と「和歌」のコラボ
~今月のデザート短歌
~その壱

「横浜中華街・萬珍樓(まんちんろう)の 桃酥(ももす)」&
「天(あま)の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」(安部仲麻・あべのなかまろ)
(大意/大空はるかにみれば、明るい月がかかっている。あぁ、あれは、昔、ふるさとの奈良の
春日山(かすがやま)にさし出た月であることよ)
桃の節句がくると、昔、ふるさとで飾った雛人形を思い出します。
仲麻(なかまろ)は、エリート遣唐使で、大志を抱いて、唐にわたり、すぐれた詩歌をたくさん詠みました。この歌は、百人一首にも入っており、望郷歌として長く愛されています。
仲麻(なかまろ)は、2度の暴風雨に阻まれ、ついに帰国はかなわず、唐で生涯をとじます。
むかし、中国では、旅人に魔よけと吉祥を祈って、桃を食べさせる風習がありました。
ふるさとを想い、日本へ帰国の途につこうとした、仲麻(なかまろ)も
桃まんじゅうを食べたかもしれません。。。
萬珍樓(まんちんろう)の 桃酥(ももす)
問い合わせ先 0120-400-439 3月22日までの期間限定。
1個280円。化粧箱入り(4個)1200円。日持ち常温で2週間ほど。期間内は取り寄せ可。
(ゆうゆう編集部 井頭博子がお届けしました)