能面の心・装束の華~東京・根津美術館~

梅雨の中休み、各地で夏日が記録されていますね

みなさま、いかがお過ごしですか?

先日、9月号企画で、作家・清川妙先生のご自宅にうかがった際、

無数の古典作品本(源氏物語・平家・枕草子・・・)を目にし、興奮しっぱなしでした。

その余韻をひきずったまま、東京・根津美術館で開催中の「能面の心・装束の華」展へ。

(6月5日~7月4日まで。月曜休館・一般1200円)

根津美術館は、2009年リニューアルオープン・建築家隈研吾氏のデザインで

竹林をイメージしたエントランスからして、凛とした涼やかさを楽しめます。

今回の展示では、室町時代から江戸時代までの、女・鬼・妖精や義経などの武士能面と、それにあったきらびやかな

能装束を選び、約30点を展覧。

嫉妬のあまり、生霊となった源氏物語・六条御息所の般若面も迫力がありましたが

なんといっても美しかったのが能「紅葉狩」に登場する、鬼女「万媚(まんび)」の面。

戸隠にきた平維茂を酒で誘惑するため

美女に扮した鬼の面は、千の媚に勝るというわけで、万媚と名づけられたのだそう。

ふっくら赤みを帯びたほほ、切れ長の黒目がちな瞳、うっすら開いた口角のあがった唇といい

何度みてもほれぼれ♫ (山口百恵さんぽいかんじでしょうか?)

写真撮影がNGなので、万媚の写真がなくてすみません。ぜひ足をお運びください。

(ゆうゆう編集部 井頭 博子がお届けしました)